- 仲介手数料の交渉って申し込み後でもできるの?
- 仲介手数料を交渉する際の注意点があったら教えて!
といった悩みを解決していきます!
仲介手数料の交渉は申し込み後でもできますが、そのメリットとデメリット、注意点などを知っておくことが大切です。
この記事では、申し込み後に仲介手数料を交渉する上で押さえておくべきメリットデメリットや注意点について解説していきます。
また、仲介手数料以外にも費用を抑えられる項目についても解説していますので、最後まで読んでくださいね!
- 申し込み後に仲介手数料の交渉するメリット・デメリットがわかる
- 申し込み後に仲介手数料を交渉するときの注意点がわかる
- 仲介手数料以外にも賃貸の初期費用を抑える方法がわかる
申し込み後に仲介手数料の交渉するメリット・デメリット
法律で上限額が家賃の1ヶ月(税抜き)と定められていますが、下限額はありません。
そのため、不動産会社との交渉次第で値引きが可能な場合があります。
無料にもできる!
仲介手数料の交渉は、物件の申し込み前に行うことが一般的ですが、申し込み後でもできることはできます。
申し込み後に交渉するメリットとデメリットは以下の通りです。
- 物件の確保ができる
- 申し込み前に交渉すると、他の人に先を越される可能性があります。
申し込み後なら、物件を確保した上で交渉できます。
- 申し込み前に交渉すると、他の人に先を越される可能性があります。
- 不動産会社の協力度が高まる可能性も
- 申し込み後は、不動産会社も契約成立に向けて動いてくれます。
そのため、交渉に応じてくれる可能性も高いです。
- 申し込み後は、不動産会社も契約成立に向けて動いてくれます。
- 交渉力が弱まる
- 申し込み後は、物件への興味や意思を示してしまっているため、不動産会社に対して強く値引きを要求することが難しくなります。
- 交渉が拒否される
- 申し込み後に交渉することは、不動産会社にとって不利益なことです。
そのため、交渉を拒否される場合もあります。
- 申し込み後に交渉することは、不動産会社にとって不利益なことです。
申し込み後は物件に契約する可能性が高まっているので、
交渉が成功しないことが多い印象です。
交渉を確実に進めたいなら申し込み前に行うことをオススメします!
申し込み後に仲介手数料の交渉するならメールやラインでもOK
仲介手数料の交渉は、直接不動産会社に電話や訪問して行う方が誠意が伝わるので望ましいです。
しかし、直接言いにくいと感じる場合や忙しくて時間が取れない場合は、メールやラインなどのコミュニケーションツールでも大丈夫です。
メールやラインを使えば、やりとりが証拠として残るというメリットもあります。
メールやラインで交渉する場合のポイントは以下の通りです。
- 内容は簡潔に
- 長文や感情的な文面は避けてください。
仲介手数料の値引きを希望する理由や金額を明確に伝えましょう。
- 長文や感情的な文面は避けてください。
- 返信期限を設定する
- メールやラインでは返信が遅れることもあります。
- 返信期限を設定しておくことで、早めに回答を得ることができます。
実際に僕がメールで仲介手数料を値下げした際のメールテンプレについては以下の記事で紹介していますので、ぜひ確認してみてくださいね!
申し込み後に仲介手数料を交渉するときの注意点
仲介手数料の交渉は、物件や市場の状況によって成功率が変わります。
申し込み後に交渉する場合は、以下の点に注意してください。
- 物件の人気度が高いと交渉は難しい
- 繁忙期の値下げ交渉が難しい
- 他社の情報を比較する
- 重要事項説明書をした後はダメな場合がある
- 仲介業者の外に出していない専任物件は難しい
- 過度に交渉しない
① 物件の人気度が高いと交渉は難しい
人気の高い物件や新築物件は、仲介手数料の値引きに応じてくれない可能性が高いです。
というのも値引きをしなくても、すぐに埋まるからです。
こういった物件は値引きは諦めることも重要です。
逆に、空室が多い物件や古い物件は、仲介手数料の値引きに応じてくれる可能性が高いです。
② 繁忙期の値下げ交渉が難しい
不動産市場は季節や景気によって変動します。
需要が高い時期や繁忙期は、仲介手数料の値引きに応じてくれない可能性が高いです。
繁忙期は物件の需要が高くなるため、家賃や初期費用が高くなったり、希望条件に合った物件が見つかりづらくなったりする可能性があります。
これも先ほどと同じ理由で、繁忙期であればすぐに物件が埋まるからです。
逆に、需要が低い時期や閑散期は、仲介手数料の値引きに応じてくれる可能性が高いです。
③ 他社の情報を比較する
同じ物件を扱っている他社の仲介手数料やサービス内容を比較してみましょう。
他社の方が安い場合や特典がある場合は、それを交渉の材料に使うことができます。
交渉する際は、相見積もりして交渉することが鉄則です。
相見積もりしてメール交渉する方法は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください!
④ 重要事項説明書をした後はダメな場合がある
仲介手数料の交渉は、契約前に行うことが原則です。
契約前と言っても、重要事項説明書を受け取った後に交渉することはダメな場合があります。
重要事項説明書とは、不動産会社が契約前に物件や契約内容に関する重要な事項を説明する書面です。
重要事項説明書を受け取った後に交渉することは、不動産会社にとって不公平なことと見なされる可能性があります。
重要事項説明書を受け取った後でも交渉できる場合は、以下のようなケースです。
- 物件や契約内容に変更があった場合
- 重要事項説明書に不備や虚偽があった場合
- 不動産会社から交渉の余地があることを示唆された場合
⑤ 仲介業者の外に出していない専任物件は難しい
仲介手数料の交渉は、物件の種類によっても難易度が変わります。
特に、仲介業者の外に出していない専任物件は難しいことがあります。
専任物件は、仲介業者が独占的に情報を持っており、競争相手がいないため、仲介手数料の値引きに応じてくれない可能性が高いです。
専任物件かどうかは、以下の方法で確認できます。
- 物件情報サイトで検索してみる
- 同じ物件を扱っている不動産会社が複数あれば、一般物件です。
一社しかなければ、専任物件です。
- 同じ物件を扱っている不動産会社が複数あれば、一般物件です。
- 不動産会社に直接聞く
- 専任物件かどうかを正直に答えてくれる不動産会社もあります。
ただし、答えてくれない場合や嘘をつく場合もあります。
- 専任物件かどうかを正直に答えてくれる不動産会社もあります。
⑥ 過度に交渉しない
仲介手数料の交渉は、適度に行うことが大切です。
あまり言い過ぎると、不動産会社に嫌がられ、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。
- 厄介な客だと思われて、物件を紹介してもらえない
- 物件の情報が隠される
- 態度や対応が悪くなり、気持ちのいい取引ができない
仲介手数料の交渉は、相手の立場や感情を考えながら行うことが重要です。
あまり言い過ぎると、不動産会社に嫌われてしまうだけでなく、
自分にも不利益な結果になる可能性があります。
仲介手数料以外にも初期費用を安く抑える方法
仲介手数料は、賃貸物件の初期費用の中でも大きな割合を占めるものです。
しかし、仲介手数料だけでなく、他の初期費用も安く抑える方法があります。
以下に、仲介手数料以外にも初期費用を安く抑える方法を紹介します。
① 敷金・礼金の安い物件を探す
敷金・礼金は、賃貸物件の初期費用の中でも大きな割合を占めるものです。
敷金は、退去時に物件の修繕費用や清掃費用などに充てられる保証金です。
礼金は、物件の所有者や管理者に対する感謝の気持ちを表すお金です。
しかし、敷金・礼金が安い物件や無しの物件もあります。
敷金・礼金が安い物件や無しの物件は、家賃や管理費が高めに設定されている場合もありますが、初期費用を抑えることができます。
敷金・礼金が安い物件や無しの物件を探す方法は以下の通りです。
- 物件情報サイトで検索する
- 物件情報サイトでは、敷金・礼金の条件で絞り込むことができます。
敷金・礼金が安い物件や無しの物件を探してみましょう。
- 物件情報サイトでは、敷金・礼金の条件で絞り込むことができます。
- 不動産会社に相談する
- 不動産会社は、自社で扱っている物件の情報を持っています。
敷金・礼金が安い物件や無しの物件を紹介してもらうことができます。
- 不動産会社は、自社で扱っている物件の情報を持っています。
オススメの物件サイトは以下の2つです!
② フリーレント物件を探す
フリーレント物件とは、入居時に家賃を免除してくれる物件のことです。
フリーレント物件は、初期費用を抑えるだけでなく、家賃の負担も軽減することができます。
フリーレント物件は、以下のような理由で提供されています。
- 物件のPR効果を高めるため
- フリーレント物件は、他の物件と差別化することで、入居者の関心を引くことができます。
- 空室率を下げるため
- フリーレント物件は、家賃の負担が少ないことで、入居者の決断を早めることができます。
- 長期契約を促すため
- フリーレント物件は、契約期間や更新条件に制限がある場合があります。
フリーレント物件を探す方法は以下の通りです。
- 物件情報サイトで検索する
- 物件情報サイトでは、フリーレントの条件で絞り込むことができます。
フリーレント物件を探してみましょう。
- 物件情報サイトでは、フリーレントの条件で絞り込むことができます。
- 不動産会社に相談する
- 不動産会社は、自社で扱っている物件の情報を持っています。
フリーレント物件を紹介してもらうことができます。
- 不動産会社は、自社で扱っている物件の情報を持っています。
③ 火災保険を自分で加入する
賃貸物件に入居する際には、火災保険に加入することが義務付けられている場合があります。
火災保険に加入する方法は、以下の2つがあります。
- 不動産会社から紹介される火災保険に加入する
- 不動産会社から紹介される火災保険は、契約手続きが簡単で便利です。
しかし、保険料や補償内容が高めに設定されている場合もあります。
- 不動産会社から紹介される火災保険は、契約手続きが簡単で便利です。
- 自分で探して火災保険に加入する
- 自分で探して火災保険に加入する場合は、契約手続きが面倒かもしれません。
しかし、保険料や補償内容を比較して選ぶことができます。
- 自分で探して火災保険に加入する場合は、契約手続きが面倒かもしれません。
費用を抑えたいなら自分で探す方がお得です。
火災保険を自分で加入する場合は、以下の点に注意してください。
- 契約期間や更新条件を確認する
- 火災保険の契約期間や更新条件は、不動産会社から紹介される火災保険と異なる場合があります。
契約期間や更新条件が賃貸契約と一致しているか確認しましょう。
- 火災保険の契約期間や更新条件は、不動産会社から紹介される火災保険と異なる場合があります。
- 不動産会社に証明書を提出する
- 火災保険に自分で加入した場合は、不動産会社に保険証明書を提出する必要があります。
保険証明書は、火災保険に加入したことを証明する書類です。
保険証明書を提出しないと、契約が成立しない場合があります。
- 火災保険に自分で加入した場合は、不動産会社に保険証明書を提出する必要があります。
④ キャッシュバックのあるサイトを利用する
キャッシュバックのあるサイトを利用すると、初期費用を抑えることができます。
キャッシュバックのあるサイトは、以下のような仕組みで提供されています。
キャッシュバックがあるサイトで有名なものは以下の2つです。
項目 | 内容 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
仲介手数料 | 無料〜家賃の1ヶ月 |
物件数 | 500万件以上 |
特徴 | ・入居決定で必ず引越し祝い金がもらえる ・細かい条件検索が可能 ・サイトでは賃貸情報や家賃相場なども確認できる |
公式サイト | キャッシュバック賃貸 |
② DOOR賃貸
項目 | 内容 |
---|---|
対応エリア | 全国 |
仲介手数料 | 無料〜家賃の1ヶ月 |
物件数 | 約650万件 |
特徴 | ・入居祝金キャンペーン実施中 ・アプリで簡単に物件検索ができる ・ペット可や家具家電付きなどのこだわり条件で物件が探せる |
公式サイト | DOOR賃貸 |
キャッシュバックのあるサイトを利用する場合は、以下の点に注意してください。
- キャッシュバックの条件を確認する
- キャッシュバックの条件は、サイトや物件によって異なります。
キャッシュバックの金額やタイミング、方法などを確認しましょう。
- キャッシュバックの条件は、サイトや物件によって異なります。
最初から仲介手数料無料の業者を探そう
不動産会社や、物件によっては、仲介手数料が無料のものもあります。
この場合、以下のようなメリットがあります。
- 初期費用を大幅に抑えることができる
- 仲介手数料は、初期費用の中でも大きな割合を占めるものです。
仲介手数料無料の業者を利用すれば、初期費用を大幅に抑えることができます。
- 仲介手数料は、初期費用の中でも大きな割合を占めるものです。
- 交渉や手続きが不要になる
- 仲介手数料無料の業者を利用すれば、仲介手数料に関する交渉や手続きが不要になります。
時間や労力を節約することができます。
- 仲介手数料無料の業者を利用すれば、仲介手数料に関する交渉や手続きが不要になります。
仲介手数料無料の業者を利用する場合は、以下の点に注意してください。
- 物件の種類や数に制限がある
- 仲介手数料無料の業者は、自社で所有や管理している物件や専任物件などに限定してサービスを提供している場合があります。
- 他の費用が高くなる
- 仲介手数料無料の業者は、仲介手数料を無料にする代わりに、他の費用を高く設定している場合があります。
家賃や管理費、敷金・礼金などの費用が適切かどうかを確認しておきましょう。
- 仲介手数料無料の業者は、仲介手数料を無料にする代わりに、他の費用を高く設定している場合があります。
仲介手数料が無料の不動産会社を調べる際は以下の記事を参考にしてみてください。
賃貸の信頼できる良い不動産会社についてランキング形式でまとめてみました。
賃貸の仲介手数料についてよくある質問
賃貸の仲介手数料についてよくある質問とその回答を3つ示します。
- 仲介手数料は必ず支払わなければならないのですか?
仲介手数料は、不動産会社が物件の紹介や契約の手続きなどを行った際に、物件の所有者や管理者から受け取る報酬のことです。
仲介業者を通じて契約するのであれば、決められた仲介手数料を支払わなければなりません。
仲介手数料が無料になる物件もありますが、それは大家さんや不動産会社が負担している場合が多いです。
仲介手数料を支払わないで済む方法としては、自分で直接大家さんや管理会社に連絡して物件を探すことですが、これは時間や労力がかかりますし、物件の情報や条件が限られてしまう可能性があります。
- 仲介手数料はどのように計算されますか?
仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法で定められています。
賃貸契約に関する仲介手数料は『家賃の1カ月分+消費税』が上限となります。
この金額は大家さんだけから受け取っている場合もありますし、賃貸を借りる私たちだけから受け取っている場合もありますし、両方から受け取っている場合もあります。
両方から受け取っている場合は、半額の0.5ヶ月分+消費税を負担することが基本です。
また、不動産会社によっては、上限額よりも低い金額で仲介手数料を設定している場合もあります
- 仲介手数料を値引き交渉することはできますか?
仲介手数料を値引き交渉することは可能ですが、なかなか難しいことも事実です。
仲介手数料は不動産会社の収入源のひとつであり、一律で定めている場合が多いからです。
しかし、交渉するコツやテクニックを知っておけば、仲介手数料を値引きしてもらう可能性が高まります。
以下に、仲介手数料の交渉で成功するコツとテクニックを紹介します。
- 物件や市場の情報を事前に調べる
- 物件や市場の情報を調べることで、交渉に適したタイミングや内容を決めることができます。
例えば、人気の低い物件や需要の低い時期は、交渉しやすいタイミングです。
また、他社の仲介手数料やサービス内容は、交渉の内容に使うことができます。
- 物件や市場の情報を調べることで、交渉に適したタイミングや内容を決めることができます。
- 要望や理由を明確に伝える
- 仲介手数料の値引きを希望する金額や割合、値引きしてもらいたい理由などを伝えることが重要です。
- 条件を伝える
- ただ値引き交渉をするだけでなく、「2年以上住むことを約束するので、仲介手数料を半額にしてもらえませんか?」などと条件を伝えることで、成功率が上がります。
- 物件や市場の情報を事前に調べる
まとめ|仲介手数料の交渉は申し込み後でもOK!メリデメを要確認!
賃貸の仲介手数料は申し込み後でも交渉することは可能です。
ただし、申し込み後は物件に契約する可能性が高まっているので、交渉が成功しないことが多い印象です。
とはいえ、可能性は0ではないので、積極的に交渉してみましょう!
交渉する際は以下の注意点を押さえておきましょう。
- 物件の人気度が高いと交渉は難しい
- 繁忙期の値下げ交渉が難しい
- 他社の情報を比較する
- 重要事項説明書をした後はダメな場合がある
- 仲介業者の外に出していない専任物件は難しい
- 過度に交渉しない
初期費用を交渉する際はメールで交渉することが多いと思いますので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください!
僕はこの方法を使って13万円の初期費用を節約しました!
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